セレスティ・ハンブルハード
ヘクマス至上主義の、従順で勤勉で直情的な少女。愛称はセリン。
主であるヘクマスにいくら冷たくされようとも、めげないを通り越していっそいたぶってほしい、真性のM気質。ただし一方通行。 半面、ヘクマス以外の人間にはまるで興味が無く、冷淡に口汚く蔑みの言葉を吐き捨てたりもする。 とことん非常識だが、必要とあらば常識人を装えるのが性質の悪い部分である。 露出のある服や首輪、眼帯なども偏に彼女の趣味。人目を気にしないので、よくヘクマスを困らせる。全くもって残念な美幼女。 <本編の内容を含む詳細設定>(白文字のため、反転してください) エラズル同様にグリートではなくリスティの遺伝子を用いて生み出された試験的なリランナだったが、彼女は「失敗作」。 リランナを作りだす本来の目的である、魔術を殆ど使うことができない。 彼女が魔術を使用できないのは、生物として不安定な部分が多く、その魔力の大半を肉体の構築に費やしているため。 それ故に、肉体改変、つまり部分的、一時的な強化、または声帯改変などの芸当も可能。耐久性も高く、痛みを殆ど感じない。 本来ならば処分される「失敗作」だが、彼女は検体兼護衛用として残されていたのだった。 戦闘力が高い故に、忠実な道具となるよう、洗脳じみた徹底的な教育が施されている。彼女にとって「主」が全てであり、主の道具であることが誇りで存在価値。 苦痛は生の証で、罰こそが至上の喜び。結果、現在のM気質が形成されてしまった模様。 研究所に居たころの「主」を亡くし、精神崩壊を起こしかけていたところをヘクマスに拾われる。そんな彼は、即ちセレスティの全て。 彼女に加えられたのは「見た者の思う天使の姿になる」という特性を持つ「淫魔」と称されるリスティの遺伝子であるため、最愛の妻と娘を失ったばかりのヘクマスと出会ったことで彼の妻の面影を映す姿になったのだった。 そのまま外見が固定されてしまったため「淫魔」の特性は残されていないように見えるが、左目には魅了の力を宿している。 至近距離で数秒見つめなければ発動しないが、彼女が左目を何かと隠している理由はそこにある。戦闘時には敢えて用いることも。 リランナの「成功作」であるエラズルに対して、良く判らない嫌悪感を持っている。 <本編の内容を含む詳細設定> |
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