シモン(・リト)


原案:基音様
「私にどれほどのことが出来るかは判りませんが、精一杯務めさせて頂きます」

年齢/性別 : 38歳/男性
髪/瞳の色 : 黒色の髪/黄緑色の瞳
誕生日 : 2月27日
身長 : 176cm
職業 : ウィルベルグ城医
称号 : なし
種族 : ヒュースト(セラドのハーフ)
武器 : なし
特技 : 医術、細やかな作業
好きな食べ物 : 野菜・果物類、珈琲

【衣装・表情詳細】

隣国ロゴートからウィルベルグ城にやってきた医師。ウィルベルグの言葉が達者で、城の者達ともすぐに打ち解けた。
いつも穏やかで優しく、にこやか。城の者達のことを親身に考え、心配し、何かと世話を焼いてしまう、皆の母親的な存在。
ロゴートでも高名な医師だったが、彼本人がそのことに余り良い思いを持っていないため、人知れた「リト」の名字は名乗りたがらない。
医術の他、錬金術と呼ばれる古術もたしなんでいる。

<本編の内容を含む詳細設定>(白文字のため、反転してください)

リト家は代々、ロゴートの軍医として仕えていた。シモンも例外ではなく、戦いで傷ついた兵のために誠心誠意尽くしていた。
ただし、決して盲目的ではなかった彼は、目的の為に手段を厭わぬ国と軍の方針に疑問を持ち、激化していくそれに嫌悪を抱いていた。
彼と軍を隔てた決定的な出来事は、軍が国命で「黄金を守る一族」を攻め滅ぼした一件。自分は何故、何の為に、何を、助けているのか。
私利私欲の為に同族すら手にかける「人間」に対して深い絶望を覚えた彼は、軍属を退き、故郷で細々と医術と錬金術の研究を続けていた。
ウィルベルグの騎士隊長シルヴァが彼の元を訪れ、城に来てくれるよう申し出たのは、それから数年経ってのことだった。

「人間」に絶望しながら、それでも「人間」が好きであるという根本を変えられなかった彼にとって医者は恐らく天職。
ウィルベルグ行きも最初は渋っていたのだが、パール、アンバーとジェイド、そしてエラズルという特殊な体質の者達の話を聞き、力になれることはないだろうかと考えを改めたのだった。
人の弱い部分に敏感で、自然と頼られてしまう、そして頼らせてあげられるタイプ。ただし、その分自らの弱みにはなかなか気付けない。
基本的に城の者達とは隔てなく親しいが、中でもシルヴァ、フローライトと特に仲が良い。
シルヴァの厳しく見えて人間らしい一面や、フローライトの明るさが快いようだ。
タイガに対しては最初こそ戸惑いを覚えたものの、可愛い弟子だと思っている。

<本編の内容を含む詳細設定>