ファリア・ルドツーク
城の敷地内にある、白亜塔に住む女性。優しく穏やかな微笑みが印象的で、その美しさから「白亜塔の天使」と称されている。
実際にリスティの天使であり、「天使」というのは単なる形容詞ではない。本性は翼を持った姿。 本性が人型そのものであることからも判るように、生まれ持った魔力が大きく、白亜塔に魔術をかけることで調節を行っている。 とある事情で、彼女は白亜塔から外に出られない。しかし、弟のエラズルや城の女性陣がよく訪れるので、楽しく過ごしている模様。 <本編の内容を含む詳細設定>(白文字のため、反転してください) エラズルの姉ということだが、実は実際の血縁関係は無く、リランナのエラズルに組み込まれた遺伝子がファリアの母のものであるため、後付けでそう呼んでいる。 彼女の母親は、彼女が幼い頃にグリートに襲われて亡くなっており、その場に居合わせた彼女は危ういところで南方の研究員に発見され、研究所で保護されることになった。 最初こそ研究所に感謝していた彼女だったが、リスティの遺伝子を用いた実験に自分の母の遺体が使われたということを知ってから、衝撃の大きさ故に部屋から出ることができなくなってしまった。 実験の結果生み出されたエラズルとラピスラズリに対し、初めは良い感情を持っていなかったファリアだったが、次第に彼らを大切に思うようになった。 今では、エラズルが心から笑って過ごせる日が来ることを望んでいる。 こうした経緯で白亜塔からも出られない彼女だが、ジェイドとの出会いをきっかけに、次第に気持ちは外を向き始めている。 ファリアにとって、傍にいて話し相手になってくれるジェイドはかけがえのない友人。彼女と一緒に城下町を散歩するのが目下の夢。 塔に遊びに来て、よく一緒に茶会を開く女性陣とも仲が良い。 明るく元気で、ころころ表情の変わるユナは会話が楽しい相手。塔で共に過ごしているアクアマリンは、妹ができたようで嬉しくて可愛い。 そして、年齢の近いサファイアとはもう少し仲良くなりたいと思っているが、自分が塔から出られないのと忙しい彼女が滅多に茶会に参加できないのでなかなか叶わなかったりする。 <本編の内容を含む詳細設定> |
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